神戸市須磨区にある須磨寺は、源平の争いの一つ、「一の谷の戦い」の戦場に近いことから、源平ゆかりの品や史跡が多くあります。
「須磨のお大師さん」として地元の方々から親しまれており、毎月20・21日は弘法大師のご入定日(3月21日)のご縁日として、多くの参拝客が訪れます。
須磨寺の詳細とアクセス方法
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- 兵庫県神戸市須磨区須磨寺4丁目6-8
- 電話番号:078-731-0416
- 参拝時間:8:30~17:00
- 拝観無料
- 駐車場:大型バス5台、普通車30台駐車可 無料
須磨寺へのアクセス方法
須磨寺へは電車が便利です。
JR「須磨寺駅」下車、北へ12分、または山陽・阪神・阪急電車「須磨寺駅」下車、北へ5分です。
駅を出ると、須磨寺までの参道には須磨寺前商店街がまっすぐ伸びています。
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須磨寺の由緒・歴史
正式名は、上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)。
仁和二年(AD886)に、光考天皇の勅命により、聞鏡上人が現在の地に上野山福祥寺を建立し、兵庫区の北峰寺から聖観世音菩薩像を移し、本尊としてお祀りしたことが始まりです。
須磨寺の境内の様子
仁王門へ架かる龍花橋
現在の須磨浦公園付近で繰り広げられた源平による「一の谷の戦い」のクライマックス。
沖へ馬を走らせる武将・平敦盛と敦盛を追う武将・熊谷直美の像が「源平の庭」に飾られています。
一の谷の戦いで戦死した平敦盛の首塚
唐門
本堂にはご本尊が祀られています。
訪れた日はご縁日だったため、経木供養が行われていました。
六地蔵菩薩
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道に輪廻する一切の衆生を救ってくださる仏像です。
弁慶の鐘
一の谷の合戦の際、弁慶が山田庄安養寺からこの鐘を長刃の先にかけ担いて運び、陣鐘の代用にしたといわれています。
除夜の鐘は、12月31日 午後11時45分から。
整理券配布は鐘楼堂前で午後9時半から。108番目までの方は記念品がもらえるようです。
須磨寺には「オモロイ寺にしたい」という住職の希望で、ユニークなからくりが境内にたくさんあるのですが、須磨寺の五猿はその一つ。
なんと頭をなでると動きます!
社務所前。干支ごとにおみくじを結べるようになっています。
この他にもたくさんオモロイものがたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。
須磨寺へ行こう!
以上、源平ゆかり地・須磨寺についてご紹介しました。
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