入園グッズを手作りする意味は?洋裁苦手な人はどうする?

入園グッズ お役立ち情報

子供の保育園や幼稚園の入園が決まってほっとしたら、次は入園準備が待っています!

保育園や幼稚園からは「通園グッズは出来るだけお母さんの手作りで」「手作りが好ましい」と言われ、中には「出来あがり寸法が書いてある、母親が作る物リスト」が配られるところも。

でも裁縫が得意な人ばかりではないし、ミシンがないお家も多いですよね。

入園グッズの手作りを要求するのはなぜ?

作ってあげられない私は母親失格なのか!?

悩んでいるお母さんへ、入園グッズ手作り問題について調べてみました。

なぜ入園グッズの手作りを強制するのか?

入園グッズ手作りは昔の名残り?

昔は母親が子供の服を手作りするのは普通のことでしたが、1993年(平成5年)から学校教育は男女共修化になり、女子の家庭科授業数は半減しました。

この時から「女性=裁縫ができる・得意」ではなくなったのです。

実際に私は当時中学生でしたが、家庭科では針の通し方や波縫い・玉止めの仕方を教えてもらって、ポケットティッシュカバーを作ったくらいの記憶しかありません。

もともと手先が器用な方ではないので、授業以外で裁縫をする機会もありませんでした。

でも保育園や幼稚園は「母親は裁縫できる=入園グッズは当然手作りできる」という昔の時代の名残を未だに受け継いでいるところが多いのではないでしょうか。

入園グッズ手作りは情操教育の一環?

ずっとお母さんと一緒に過ごしていた子供が、保育園・幼稚園に通うことは子供にとって大きな環境の変化です。

そんな時にお母さんが作った世界に一つだけの物が子供の支えになります。

お昼寝用にぬいぐるみや指人形の手作りを呼びかける園もあるようですよ。

親と離れる寂しさを紛らわしたり、ママが自分のために作ってくれた特別なものを大切にする気持ちも養うことができるため、情操教育の一環として「親の手作り」を推奨するところが多いようです。

子供が使いやすい形にできる

小さい子供にとって、自分のものをバッグに入れることも難しいものです。

市販品よりも中に物を入れやすいよう入れ口を大きくしたり、ボタンの代わりにマジックテープを使ったりなど、手作りなら柔軟に対応できます。

また既成品の流行のキャラクターバッグのような同じバッグを持っている子が何人もいると、子供自身も先生も誰のものかわかりにくくなるのも、手作りを推奨している一つの理由ではないでしょうか。

 

洋裁が苦手な人はどうする?出来る範囲の手作りをやってみよう!

園によって「手作り強制」「手作り半強制」「手作り推奨」「既製品OK」とスタンスが違います。

園選択の時点で、通園グッズは既製品でもOKなのか?の事前確認しておき、入園決定後に慌てないようにしたいですね。

私は裁縫が苦手で、ミシンも持っていませんでしたが、息子の入園グッズは手作りしました。コップ袋は早々にほつれてきてしまいましたが・・・汗

裁縫上手なお母さんに比べて、私が作ったものは見た目も良くありませんでしたが、息子は気に入ってくれ、小学生になった今も習い事バッグとしてまだ使ってくれています。

そんな姿を見ると、あの時作って良かったなと思います。

 

今は手芸店でお仕立て券付きの生地が売っていたり、オンラインでオーダーメイドをお願いすることもできます。

ワッペンを付けたり、名前シールを貼るだけでも、それはもう子供だけのオリジナルの手作り品です!

忙しく時間がなくても、洋裁が苦手でも、無理のない範囲で、子供が入園を待ち遠しく思うように入園グッズを準備してあげましょう!

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